我が(なんちゃって)故郷 たなし
田無。たなし。
現在は、西東京市に名称を変更した。
東京都の西側に位置しているから、西東京市でしょうか。
田無には、縁もゆかりもなかったのですが、ここ最近まで、第二の故郷くらいの勢いで、この界隈を徘徊していました。
以前、吉祥寺と隣接している練馬区に住んでいた時、「どこに住んでいるの?」って聞かれたら、あえて「田無」と答えていました。
都内が地元でない人に言うと、必ず「田無って、どこ?」って聞き返されてましたが、あえて「田無」押ししていました。
あたしが田無押しをしてる横目に、当時、吉祥寺は「住みたい街№1」の称号を得ていました。
そういえば、最近また1位に返り咲きましたね。
確かに、吉祥寺は自然と商業施設が上手に融合しており、また下町風情のある場所と、オサレカフェなど、魅力がたくさんあります。
個人的には、大型商業施設が増えてしまって、魅力が半減してしまった気がします。
しかし、そうはいっても、吉祥寺のカフェは本当にレベルが高いし、珈琲も本当に美味しいところが多いです。
妥協しないおいしさ。
物質は、必要と感じたら、簡単に手に入るけど、物質ではない、空間や時間を過ごすことができる街に魅力を感じるんだと思う。
その点では田無だって、負けてない(と思う)。
きっと、他の路線に乗り換えるのに、西武新宿駅を使用する人は殆どいないのではないか。
電車乗り換え検索をすると、まず高田馬場駅での乗り換えを勧められる。
なぜ、駅としての機能を半減するような位置にあるのか、気になってウキペディア先生に教えてもらったところによると、本当は京王線まで線路を延ばす予定だったけど、そこには大人の(というか子どもじみた)事情があったらしい。
そんな事情にも負けず、田無は頑張っている。はず。
正直、個人的に田無の好きなところは、「餃子の満州」があるくらいでした。
「餃子の満州」ほかにもあるよ、というくらい、田無には目をかけていなかった。
だけど、自分が田無の良さに気づいてなかったり、知らなかっただけで、短所よりも長所を活かした街づくりがされているのではないか…と思い、
それと同時に、一見取り柄のない田無のような あたしだって、長所を活かした人生にしていくことができるのではないか、と思いを馳せる今日この頃でした。
あっ、田無をディスったつもりはないです。
田無のような、不利と思われる状況にも負けず、頑張りたいな、ということでした。
西東京市 (都市地図 東京都 18)[本/雑誌] / 昭文社
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